圧迫骨折で入院している実家の父の退院までに部屋などを片付けていた話の続編です。
病院の支払いに行った日に実家へ寄り、少しだけ片付けをしました。
その後、別日に夫と妹夫婦が参戦して続きをしました。
やるべきは不用品の廃棄!時々、巷でも話題になりますよね『実家の整理整頓』的な話。
親が元気な間は話題にすると拒否されがちなやつ…でも、急にその時はやってくるんですよねえ。
整理整頓した後は介護ベッドの設置です。
サイドボード
骨折して入院する前は居間に布団を上げ下ろしして寝ていた父。そこにベッドを置くことにしました。
その部屋には祖母が買ったサイドボードがデデン!と鎮座。
このサイドボードを捨てないとベッドが入りません。
サイドボードの中にはグラスや酒器、よそいきの取り皿、お抹茶の茶碗、アイスクラッシャー⁉︎コーヒー豆⁉︎など。
引き出しには、祝箸、茶托、菓子器、ストローや箸置き…いっぱい。
サイドボードの上にはプリンターとパソソコン雑誌。下には単行本や湿布。
とりあえず、これを片付けたいと思い、私と夫が行った時に中身を出しました。
ほぼ空になったサイドボードを違う部屋へ移動し、とりあえずベッドをセッティングできるスペースを作りました。
さてさて、出したものはどうするよ!【せやから、前々からこのサイドボード捨てようや〜って言うてたやんか!お父さん】と心の中で毒づく私。
別の(これは母が特注した)サイドボード的な棚があり、そちらへ中身を移動することにしました。もちろんそっちにも物が詰まってる。
母が亡くなってから父が自分なりに考えて使っている『棚の秩序』が私には理解出来ない。
「ここに入れんでもええやろ」と思うものや、私や妹が残してたもの(料理本など)ノベルティな感じのグラス類、空か少量残ってる洋酒の瓶…を、処分するか箱などに詰める。
空いたスペースに捨てるサイドボードの中身を移動。
父には「勝手に物を捨てたりしないから心配せんといて」とメールしてましたが、それはできんかった。ごめん。
明らかにゴミと思われるものは持ち帰りました。
不用品回収業者
サイドボードはとても重くて自分達で動かすのも一苦労なやつ。
介護ベッドをすぐに設置したいのもあって、業者にお願いすることにしました。
以前にお願いしたことのある不用品回収業者さんの印象が良かったので、同じところに妹が連絡して依頼。
以前、利用した時は時間に余裕があったので事前に何社かの見積もりを取って決めました。
今回、妹が以前に利用した業者の伝票を保管してくれてたので、そこに連絡することが出来て手間が省けて良かったです。
ついでに2階の奥に放置されていたブラウン管のテレビと本棚、パネルヒーターも引き取ってもらうことにしました。
お若い方が2人来て、サクサクっと搬出。市の大型ゴミで出すのよりは高額かもしれませんが、時間と手間と腰痛の事を思うと価値のある回収費用でした。
私と妹の時間を捻出するのが難しいので朝からサイドボードを引き取ってもらって、午後に介護ベッドの設置をお願いしておきました。
介護ベッド
こちらはケアマネジャーさんから介護レンタル用品の方に連絡がいき、すぐに営業さんから電話が入って日程調整していただきました。
父の区分は「要支援2」まだまだ動けるので介護ベッドは、普通のベッドに近い装備のやつでした。自費レンタルです。
こちらもお若い方が2人来て、サクサクと組み立てて完了。
ベッド横に父の小物を置く台のようなんがいるなあと思い、IKEAのワゴンを思いつきました。
すぐに妹夫婦が買いに走ってくれて設置。
大きさが2種類あり大きい方を購入。高さもちょうど良くていい感じです。
おまけ
電動自転車
父は80歳くらいの時に自動車運転免許証を自主返納。車も手放しました。
その際に車の代わりにと買った電動自転車。
前と後ろにカゴをつけて食料品の買い出しに行ったり、ちょっと遠出して気分転換したり。
身体が弱ってきた時にコケると危ないから乗らない方がいいよ、と言うたものの子供の言うことをきくワケがない!
コロナ禍で家から出なくなって、足腰が弱ってるから乗るのをやめた方がいいんとちゃう?と言うても「元気になったら鍛えて乗るから」と、子供の言うこと…以下同文。
それが、入院中に自分から「自転車を使ってもらえるなら持ち帰ってください」「気が変わらないうちに」とメールがきました。
骨折したところがよっぽど痛かったのかなあと思いつつ、我が家に持ち帰りました。
これで玄関先が広くなり危険が少なくなって、ひと安心。
孫である私の娘が乗る予定です。ありがとう、お父さん。大事に使うね。