父が一人暮らしをするようになってからハヤ13年。最初はご飯の炊き方すら知らなかったよなあと感慨深く思います。
- まずは炊飯器の使い方
- 片付け
- 生協さん
- レシピ本
まずは炊飯器の使い方
父はマメな典型的大阪男です。
子供の頃の休みの日は家族でお寿司か餃子、串カツを食べに行くか、家で食べる時はお好み焼きとかたこ焼きの粉モノ、たまに串カツ。冬は鍋。
お座敷串カツとか粉モノは父の出番でした。準備と片付けは母。
そう、いくらマメでも面倒な準備や片付けはしていなかったのです。
母が急逝し、父が一番最初に覚えたのは『炊飯器の使い方』でした。理由は仏壇にお供えしたいから…。
食べることが好きなのもあって、父はどんどんとレパートリーを増やしていきました。
片付け
一人暮らしなので(当たり前ですが)片付けも父です。
年代的にも皿洗いなどとは無縁な父でしたが、今では私達が実家で食事をした時も「置いといたらワシするで」と言うてくれるように。
生ゴミの処理が大変なのも70歳過ぎてから知ることとなったのですが、社交ダンス仲間の家事ベテラン勢から助言してもらっている様子。
どこかで読んだのですが、高齢者が持っておくと良いものは『友達』と『お金』だそうで、ほんに友達は大事だなあと実感した次第です。
どちらも急には手に入らないので心しておこうと思っています。
生協さん
実家では母が存命中の頃からご近所の方々とグループで配達していただくパターンの生協宅配システムを利用していました。
母が亡くなった後もせっかくだからと継続。
ご近所の方々には少々?多大な?ご迷惑をおかけしているかもしれませんが、継続していて良かったと勝手に思っています。
ご近所の方から旬の食材やお料理のコツなどを教えていただいたりしてるようで有難いことです。
歳をとると週に一度の予定があるのは生活のハリになって良いなあと感じました。
レシピ本
もともと本好きな父。小説だけでなく、マニュアル本や教則本など何でも。
料理をするようになってからはテレビの料理番組のテキストなどが増えてました。もちろん普通のレシピ本も増殖。
中でもお気に入りが『山本ゆり』さんという方の本。
付箋めっちゃ貼ってるやん!と思ってパラパラ見たら美味しそう!
そして作りやすそう!
何冊もあるので1冊くらい持って帰ってもいいかな?と思ったけど「あかん!ワシ見てる」って言われたので帰りに買いました。
実はブログをどこかで見つけて作ったことあり。
何がいいって、この方は関西人なので味付けが口に合うのです。
珍しい材料や手の込んだことを上手に省いてレンジで美味しく作れる料理は忙しいママだけでなく、高齢者にも良いと思いました。